2006年9月26日火曜日

1mを打ち分けるパッティング

「ボールを2ヶずつ渡します。

カップまで8mです。

余計なことは何も言いません。

あのカップに手で投げて

ボールを入れて下さい。

それでは、ヤマグチ君から始めなさい!」

ゴルフ部の1年生が初めてコースに出た時、

練習グリーンでグリーン上の注意点を

ひととおり説明した後、私の受け持ちの

3人の男子に言いました。

私は、以前から(今でも)確かめたかったことが

あったのです。

パッティングやアプローチのレッスンでプロの教えは、

「カップを見て、イメージを膨らませれば

距離感はつかめてきます。ゴミ箱に紙くずを

入れるのにいちいち距離を測りますか?」


これは、万人に通じるのか?と。

3人の1年生は、当然キャリーでカップをねらわずに

転がってカップに入るようにボールを投げた。

さて、その結果は?


5ヶは4~6m付近、もう1ヶは、7m付近でした。

私には距離感の感が働きません。

もっと正確に言いますと、距離感が出るかどうか、

不明でしたが出るまで待てなかったのです。

いくらカップを見つめてもパターで打つ強さ

のイメージは出てこなかった!


そして考えた。

パッティングは、距離と方向性の2つの要素しかない。

方向性は私の場合とりあえず大きな誤差はないと

判断した。

平らな場所での距離感、それも1m刻みで

打ち分けられれば・・・・・!

登り下りは何パーセントかのかけ算で出せるはず!

そして、歩測を何歩でなく何mで把握することも

工夫しました。以下に既に投稿済みのものを

紹介しますが、文字でお伝え出来ないのが、

TBからインパクトまでのスピードです。

私のそれを見る人は、

「すっごくゆったりしている」と言います。

ゆっくり引いてみると分かります!

ヘッドが蛇行してしまいます。

真~すぐ引けるようになると・・・・・

その後は「楽しくて楽しくて!」となります。

歩測の話しは、こちらです

スリーパット撲滅(大)作戦は、こちらです

3パット撲滅作戦その2は、こちらです

プロでは思いつかない、思いつくはずのない、

パッティングの邪道?かな?

私には感が働きません。でもこの方法の精度を更に

上げて行こうと思っています。

お試しあれ!!

2006年9月25日月曜日

パッティング打ち出しの誤差

「ねらいよりもボール半分から1個

左にずれていますよ。」


とキャディーの斉藤さんがそっとささやいた。

今ある事情でショットがぶれているのですが、

この事情は次回に投稿するとして、

パッティングの調子は安定している。

正確に言うと、距離感に変調の兆しはないのです。

本当は感では打っていません。

決め打ちなんです。

はた目には「すっごく距離感がいい!」と見えるらしい。

斉藤さんのアドバイス、例えば「あのボールマークの真上

を通して!」その通り打てれば、10mを超えていても

入ってしまう。

そんな斉藤さんの冒頭のささやきに思い当たることがあった。

1m以内のショートパットが左にはずれそうになったり、

実際に左にはずれてしまうことが多かったのです。

傾斜か芝目が原因だと決めつけていた。

今思えば、これは自分らしくないと自己反省!

最初の指摘から前半はねらいを修正しながら

パットしたのですが何か気持ち悪い。

そこで昼食後練習グリーンでこんなチェックを

しました。

プラスティックのマーク2コを用意して

ボールの真後ろと、80センチぐらいの所に

マークしました。

距離は最近もっとも感じの良い5.6m(7歩)

やや登りのフックライン。

入る必要は全くなし!

先のマークの真上を通す構えで打ってみました。

やはり、左にずれる!

ボールの真上に目線があるか?

目線が傾いていないか?

右肩が上がっていないか?下がっていないか?

・・・・・・・・?

どれが原因か、1コなのか、複数なのか?

特定できなかったが、後半長いのも入ったし、

(やっと、パーだったりボギーだったり、さびしい!)

短いのは真ん中から入るようになった。

実はこんなチェックしたことなかったのです。

自分を疑ってみることは癖にしておかないと、

ついつい傾斜や芝目を犯人にしてしまいます。

良い教訓をもらいました。斉藤さん

ありがとう!