2007年5月30日水曜日

パッティングに極意はあったか?

背表紙の本、読み終えました。

こんな表紙です。



冒頭のまえがきに全220ページで訴えて

いることの大要約?でなかろうかと、私が感じた

3つのことが書いてありました。

一つ目は、

パット数が36なら平均2パットで問題なさそう?

だが、プロの場合6割以上のホールでパーオン

していることを忘れてはならない。プロの平均パット数は

28前後だという。従って、アマの場合はもっとパット数が

少なくてもおかしくないのだという。

裏返せば「寄せワン」が少なすぎるということになる。

2つ目は、

「アマはショットの飛距離や正確性ではプロにかなわなく

とも、パッティングなら5分に渡り合える筈なのである。」

と書いてあります。

にもかかわらず、3パットや4パットをやらかすのか?

その原因を、練習量が決定的に不足していることも

さることながら、パッティングについてあまりにも無知

だからだ。

3つ目は、

パッティングはなるほど感覚に負うところが大きいが、

・・・ショットのような難しい動きでもなければ、難解な

方程式でもない。

ほんのちょっとしたことで格段に上手くなるのが

パッティングというものです。

で、読後感想なんですが、






3つ目の「パッティングは感覚によることが大きい」

と記されている通り、話しのベースが「感覚」なので

アマチュアにとっては即効性があるとは思えません

でした。というのは、初めから感が働く人は極めて

希だと思います。練習によって感が作動し始める

練習量の限界値は個人差があるにせよ存在する

と考えると、果たして一般アマのどれくらいが

その限界値を超えるパター練習をできるだろうか?

「ショットの練習に手一杯で、パッティングの練習は

コースへ行った時だけ」というのが実情ではない

でしょうか?

私は約11年前に「感」を捨てたパッティングをし

ているので、正直「感」ベースの距離感の掴み方は

知りません。

読後感想はこれまでにして、印象に残ったことを

列挙してみます。何故か?というのはページを

入れますので気になる方はお調べください。

・タッチや方向性を云々する前に芯で当てるこ

  とが大前提

・7~8メートルのパットは基本的に入れにいくパット

・P88「パットはカップまでの距離に関係なく

 43センチオーバーさせるスピードが

 もっともカップインの確立が高い」

・パッティングは奥が深い。なにせパッティングだけ

 でこのような本が一冊書けてしまう。

・P185「パターでフルショットした時の距離
 を確かめておく」

・P210「要は結果として自分がイメージした

 距離が打てさえすればいいのだ。そのための

 ベストな方法を知り、知ったらその方法に

 磨きをかけることである。」


以上でレポート?を終わります。

参考になるのでしょうか?