2007年6月16日土曜日

パッティングは命懸け!(完)

「目からウロコのパット術

の著者、田原紘プロのお話の続きです。

表紙に白抜きで

パットは才能でも運でもない。
練習すれば誰でも必ず上達する!


とあります。

全く異論などありません、・・・・です・・!?

HC27をもらってから、1年数ヶ月でHC12になって

いた私の距離感の「勘」はピクリとも動き出しま

せんでした。

待ちきれずに今の「決め打ち」を身につけたのです。

個人差は当然あるでしょうが、

どの位?どんな練習?をすれば

「勘」が作動をはじめるのでしょうか?


GDOによりますと、

スコアー管理をされている方が18万人を超え、

HC15よりハンデが多いアマの

割合は80%以上になります。

裏返せば、ラウンド数、練習量においても

思うにように出来ないゴルファーが80%以上?

ということになるのでしょうか?

更に穿った見方をすれば、

ず~っと
ショットのことで精一杯で、

パッティングまで手が回らないのも

現実といえるかも知れません。

えっ!?もしかしたら、グリーン上での
ショットとは趣の違うパッティングの面白さ
を味わうこと無しにゴルフが終わってしまう
方が相当数いるということになってしまうのか?


話を田原プロの本に戻しましょう。

第4章上達を速めるための確認事項
パッティングの下地は練習で
養われる


という見出しの見開き2ページで

相当の迫力をもって訴えています。
・・・・技術も身についてきた、理論もしっかり覚えた、

なのにパット数だけは、ラウンドしても一向に

減ることがない。逆に増える傾向にある。

ゴルフを始め、技術も上がり、進歩しているのに、

パッティングに関しては、このような現象になる

人が多い。なぜだろうか・・・・・。

私にいわせてもらうと、パッティングの

「いろは」の「い」の字を知らないからである。

これは技術でもなければ、理論でもない。

ゴルフのゲームに命を賭けてきた人たち

のみが体験し、悟ったことである。


と声高に訴える田原プロの形相が浮かぶ。

そして、パッティングの第一にしなければならない

ことは、

距離を合わせること、距離をつくるとも表現

されています。


どんなにすばらしいパッティングスタイルで打っても、

距離感の合わないパッティングでは全く意味がない。

パッティングで距離を合わせるのは、

打ち方ではない。

それは勘である。


「距離が合う」ようになって、初めて技術が生きてくる。

パッティング技術を生かすには、まず勘である。

勘は度胸でもある。


やっと、ここで最も私が知りたかったことに

触れています。

「それでは、勘も悪い、度胸もないという人は

どうしたらよいのか・・・・。パッティングは絶対に

上手くならないのか?そんな問いが返ってきそう

である。
で、こう続きます。

決してそんな心配はいらない。

持って生まれた「勘」も「度胸」もなくて

大丈夫。私がそうだったからである。

なぜか、それは「勘」も「度胸」も練習の仕方

によって身についてくるからだ。

・・・・・・・・・・・?!??!???

「田原プロ、勘も度胸も無かったのにどうやって

上手くなったんですか?」

プロはこう答えていらっしゃいます。

ただひとつ、人一倍練習をした。そして、

「勘」を養った。

「勘」が出てくると自信が湧いてくる。

どんな自信かというと、

「どこからでも入りそう」という自信だ。


で、パッティング上達の秘訣は、

・ラインに乗せること
・距離をあわせること。

そのための練習方法等を紹介しています。

結論は、距離を合わせるために勘を養い、

      養われた勘でラインに乗せる。

やはり練習しかないようです。

出来そうですか?皆さん。

今までの調査で明らかとなりました。

プロは全員、世界中のプロが

距離感の基本は「勘」

であり、その勘を養うのは練習以外にない!


これが唯一の方法なんですって。

25歳で初めてクラブを握ったという、

しかも、ご自分の言葉で解説ができる田原プロの

言葉は重いです。

更に今回の聞き取り調査で明らかになったのは、

シングルの皆さんも基準の歩測はあるにせよ、

やはり「勘」が距離感のベースであることが分かったのです。

痛快でした。

私の距離感の作り方が極めて希な方法で

プロが思いも付かない方法だと確認できたのです。

大変有意義な調査だと思いました。面白かった~!!

長々お付き合い有り難うございました。

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