2007年6月29日金曜日

アマとプロの動きの相違点!!

私の過去の記事を読んで、共感して下さったのでしょう。

プロでもない私の気付きの数々をまとめたものでした。

それを始めてしまったんです。

内容については、疑って疑って検証を重ねたものでして、未だに訂正する箇所はありません。

そのスタートで思い違いをされてしまっては、迷い道になりかねません。

せめて、スタートだけは私の思いをより正確にお伝えしたいと思いまして、その部分を動画で納めたものがあります。

試し撮りなんです。

だけど、メタボリックな腹が!!見るに耐えません!!

しか~し、なんとかお伝えしなければ!!

の一心で恥ずかしさをこらえてアップすることにしました。

どうぞ笑ってやって下さい。

大笑いの後で結構です。

その違いは伝わると思います。

このことを最初にも途中にもアマの私たちに教えてくれたプロの存在をしりません。

アドレス、グリップ以前のお話です。

初めの2回がせっかく捻ったものを切り返しでほどきながらインパクトに向かう、本能に従った自然な動きです。一般アマの体使いです。

後の2回がトップで出来た捻りを切り返し後もそのまま、捻ったままインパクトへ向かうプロの共通した上半身・下半身の動きです。

見た目にはちょっとした違いにしか見えませんが、全く異質な動きです。

最後に両手の動きを重ねてみました。

両腕はインパクトまで決して上体の動きを追い越しません。

たったこれだけなんです!

基本的な違いはこれだけなんです。

これに身体能力の違いなど個性が加わってくるということなんです。

参考になれば幸いです

2007年6月24日日曜日

世界一のパッティング名手!

パソコンの脇に本棚があります。

夏坂健氏の著書が十数冊並んでいます。

今回のパッティングの「距離感の掴み方」

探る作業は大変面白かった!

はっ?夏坂健氏はパッティングについてどんな紹介を

しているだろうか?と思い立った。調べてみた。

タイトル「だからゴルフはやめられない」

の中で、「スリーパットをしない練習法」という下りがありました。

こんな書き出しではじまります。

ジョージ・ローという名の、地味なプロがいた。

彼は自分でこう言い歩いた。

「おそらく、おれは世界一パッティングの

うまい男だろう」


本人が吹聴するぐらいだから、相当うまかったに

違いない。

・・・・・・・

「いくら頑張っても、飛距離は持って生まれたものだ。

いつまでも奥歯をすり減らして、ないものねだり

の飛距離に目くじら立てていないで、早く自分の

正しい距離を把握することが上達の近道」


ローは、いつもこう言ったあと、

「パッティングだけは、練習するほどうまくなる。

他のどんなショットと比べても、同じ練習時間なら、

進歩が顕著に現れるのがパッティングだ」


これが口ぐせだった。


事実、彼ぐらい練習グリーンに長時間滞在した人物

もマレだといわれる。

ゴルフ評論家のボビーサイモンがローの練習風景を

目撃したくだりがあります。

サイモンが仲間と1番ティーに向かう途中

練習グリーンでボールを転がすローの姿に気づき、

挨拶を交わした。

9ホール回ってインに向かう途中、同じ場所でパットに

耽っている彼を見て仲間と「まったく、熱心だなあ」と

感嘆の囁きを交わした。

インを終えて上がってくるとローは同じ姿勢で

パッティングを続けているではないか。

「疲れないかね?われわれは、きみが練習している

あいだに18ホール回ってきたよ」

ローは顔を上げて、おっとりした口調で答えた。

「パットで一番大事なことは、同じ姿勢で

何時間立っていても疲れない、その姿勢を

見つけることなんだ。30分で疲れるようなら、

必ず後半のゲームでパットが入らなくなる。

それは、どこかに悪い姿勢のクセがついて

しまい、疲れるに従ってクセが増幅される

ためなんだ。そう、1時間ほど同じ姿勢で立っ

ていられるようなら、その人は、かなりパッティ

ングがうまいといえる。2時間なら、名人に

近い腕の持ち主だろう」


・・・・・さらにこう続きます。

「それにしても、なぜショートパットばかり

練習するのかね?」の問いに

「私の場合、いつも1ヤードの短い距離を

重点的に練習する。

1ヤードに自信が持てればカップを中心として

直径2ヤードの大きな円の中にボールを入れ

るだけで、確実に2パットであがれることが

できるからだ。人によっては、ショートパット

の距離に差をつけて練習すべきだろうね。」


「たとえば?」

初心者のうちは、2ヤードばかり打つことだ。

カップを中心として2ヤードならば、直径4

ヤードの円になる。

この円を試しに白線で地面に描いて見給え。

おどろくほど大きな円だから。

ボールがどこにあろうと、その円の中に

入れるだけでいい。

上手な人ならば、私のように1ヤード前後に

しぼって、疲れない姿勢で忍耐強く

練習を重ねることだ。」


と、名人はパットの奥義をこのように伝授して

くれた。

他の著書も同様に勘、感を磨く練習以外に

上達の秘訣、奥義は見あたらない。

パッティングに関しては、距離感を掴むことから

始まりそれなくしては先へは進まないということ。

距離感を掴む方法はこの世に2つだけ存在する

ということが分かりました。

プロの100%と殆どのゴルファーが採用している

「勘」に磨きをかける方法と、

私が仕方なく採用した、「決め打ち」で

距離を打ち分ける方法です。

後者は11年前に完成していました。

歩測をするシングルさんたちを見ていて私と

同様の方法と思い込んでいました。

聞き取り調査の結果彼らも「勘」ベースだと

いうことが明らかとなりました。

そして、プロはこの方法はあり得ないとまで

断言していることに驚きました。

私だけに起こった出来事なのでしょうか?

極めて希な方法だということは、

どうも確かなようです。

2007年6月16日土曜日

パッティングは命懸け!(完)

「目からウロコのパット術

の著者、田原紘プロのお話の続きです。

表紙に白抜きで

パットは才能でも運でもない。
練習すれば誰でも必ず上達する!


とあります。

全く異論などありません、・・・・です・・!?

HC27をもらってから、1年数ヶ月でHC12になって

いた私の距離感の「勘」はピクリとも動き出しま

せんでした。

待ちきれずに今の「決め打ち」を身につけたのです。

個人差は当然あるでしょうが、

どの位?どんな練習?をすれば

「勘」が作動をはじめるのでしょうか?


GDOによりますと、

スコアー管理をされている方が18万人を超え、

HC15よりハンデが多いアマの

割合は80%以上になります。

裏返せば、ラウンド数、練習量においても

思うにように出来ないゴルファーが80%以上?

ということになるのでしょうか?

更に穿った見方をすれば、

ず~っと
ショットのことで精一杯で、

パッティングまで手が回らないのも

現実といえるかも知れません。

えっ!?もしかしたら、グリーン上での
ショットとは趣の違うパッティングの面白さ
を味わうこと無しにゴルフが終わってしまう
方が相当数いるということになってしまうのか?


話を田原プロの本に戻しましょう。

第4章上達を速めるための確認事項
パッティングの下地は練習で
養われる


という見出しの見開き2ページで

相当の迫力をもって訴えています。
・・・・技術も身についてきた、理論もしっかり覚えた、

なのにパット数だけは、ラウンドしても一向に

減ることがない。逆に増える傾向にある。

ゴルフを始め、技術も上がり、進歩しているのに、

パッティングに関しては、このような現象になる

人が多い。なぜだろうか・・・・・。

私にいわせてもらうと、パッティングの

「いろは」の「い」の字を知らないからである。

これは技術でもなければ、理論でもない。

ゴルフのゲームに命を賭けてきた人たち

のみが体験し、悟ったことである。


と声高に訴える田原プロの形相が浮かぶ。

そして、パッティングの第一にしなければならない

ことは、

距離を合わせること、距離をつくるとも表現

されています。


どんなにすばらしいパッティングスタイルで打っても、

距離感の合わないパッティングでは全く意味がない。

パッティングで距離を合わせるのは、

打ち方ではない。

それは勘である。


「距離が合う」ようになって、初めて技術が生きてくる。

パッティング技術を生かすには、まず勘である。

勘は度胸でもある。


やっと、ここで最も私が知りたかったことに

触れています。

「それでは、勘も悪い、度胸もないという人は

どうしたらよいのか・・・・。パッティングは絶対に

上手くならないのか?そんな問いが返ってきそう

である。
で、こう続きます。

決してそんな心配はいらない。

持って生まれた「勘」も「度胸」もなくて

大丈夫。私がそうだったからである。

なぜか、それは「勘」も「度胸」も練習の仕方

によって身についてくるからだ。

・・・・・・・・・・・?!??!???

「田原プロ、勘も度胸も無かったのにどうやって

上手くなったんですか?」

プロはこう答えていらっしゃいます。

ただひとつ、人一倍練習をした。そして、

「勘」を養った。

「勘」が出てくると自信が湧いてくる。

どんな自信かというと、

「どこからでも入りそう」という自信だ。


で、パッティング上達の秘訣は、

・ラインに乗せること
・距離をあわせること。

そのための練習方法等を紹介しています。

結論は、距離を合わせるために勘を養い、

      養われた勘でラインに乗せる。

やはり練習しかないようです。

出来そうですか?皆さん。

今までの調査で明らかとなりました。

プロは全員、世界中のプロが

距離感の基本は「勘」

であり、その勘を養うのは練習以外にない!


これが唯一の方法なんですって。

25歳で初めてクラブを握ったという、

しかも、ご自分の言葉で解説ができる田原プロの

言葉は重いです。

更に今回の聞き取り調査で明らかになったのは、

シングルの皆さんも基準の歩測はあるにせよ、

やはり「勘」が距離感のベースであることが分かったのです。

痛快でした。

私の距離感の作り方が極めて希な方法で

プロが思いも付かない方法だと確認できたのです。

大変有意義な調査だと思いました。面白かった~!!

長々お付き合い有り難うございました。

2007年6月9日土曜日

パッティングは命懸け?!

これ以上パッティングのレッスン本を購入する

ことは無いでしょう。

見て良かったか?!しょぼさんの記事。

池袋西武のバカでかい本屋さんになくて、

お向かいのジュンク堂、初めて入りました、

ここもまた大きな本屋さんです。

見つけました。この本です。



マーカー片手に精読しました。

ポイントは距離感の作り方を

田原紘プロがどのように

解説しているかです。


前回の調査?では、

芹沢信雄プロのパッティング考と、

青木功プロ、中島常幸プロ、丸山茂樹プロ

レッドベター氏、ソレンスタム、宮里優氏、

金谷多一郎プロ、等々のパッティング考を

まとめたものを検証?してみました。

ベンホーガンのモダンゴルフを初めとした

プロの教えの数々に触れてきて行き着いた

一つの結論?があります。

「ジュニアー出身のプロはプロには

教えられるが、アマチュアには教えられない!?」

という印象を今でも持っています。その根拠は

幾度と無く記事にしてきました。ブログタイトルは

それを象徴したものです。

ところが、






田原紘プロは25歳で初めてクラブを

握ったという。

これは、成人してからゴルフをはじめた

私たちが味わった数々の??、悩みを理解

してくれているプロに違いが無いはず!


という期待もあった。

実は同プロのレッスン本は2冊購読済みです。

スウィング論については、

「田原プロあなたもか!」と、期待?を裏切られていました。

私が体験した「アマとプロの体使いの境目」のことを

他のプロと同様な解説にとどまっていたのです。

あくまでも私だけの印象であるかも知れないませんが。

しかし、ことはパッティング。きっと私と同じ悩みを持った

筈。期待できるぞ~!と作業をはじめました。

その作業報告?は次回で克明にします。