2006年7月29日土曜日

3パット撲滅作戦その2(完)






上のスタンス幅は、内側 11センチ です。

下のスタンス幅は、内側 33センチです。

全て数字は、私専用です。アナタに置き換えて読んで下さい。

実は、下の靴幅=3足分は若干少なめにして下さい。30センチ位か?

さて、始めます。

私の歩幅は80センチです。かなり正確です。

下の写真の要領で右足の前で切り返してパッティングすると、

8メートル転がります。

そんな訳ないだろう!と思ったでしょう?

1)芝の長さがいつも一定ではないし

2)傾斜もあるだろうし

3)ボールヒットする強さもいつも一定とはいかないだろう

4)芝目というのもあるだろう

と。

私自身通過した疑問です。説明しますよ!

先ず、最初に決めるべきは、 3)のヒットする強さです。

振り子の様な自然落下ではこの場合 8メートル転がりません。

2時間のパッティング練習2回で掴みました。

アナタは1回で修得できます。

1回分は私が説明しているのですから。

1回で済むのですから、1)はクリアーです。

従ってグリーンの早さは、その時のものが基準となります。

余り遅すぎるグリーンだったら避けた方が良いでしょう。

2)は、必ず反対方向からも、何度も繰り返すのです。

勿論この時、同じ強さでヒットも養われていきます。同じ

距離を転がれば、 たいら と見てOKです。

ここで、4)の芝目が問題になりますが、ベント芝であれば、

殆ど距離感を疑ることにはなりません、私の経験上。

これで、2)、4)はクリアーです。

やはり3)のボールヒットの強さをいつも一定にこれが

ポイントでしょう。これこそ己自身しか知ることの出来ない感覚です。

これこそ数字で表すことが不可能な、しかしとっても大切にしたい部分です。

私の場合を具体的にお知らせします。

A)スタンス幅靴1足の時、ボールを見ながら、視野の中で、右靴前で

  のトップだと、約3,2メートル(4歩)

B)靴2足分のスタンス幅の時右靴前のトップだと、5メートル

  (6歩+靴の長さ)

C)同様に3足分弱のスタンス幅の時右靴前のトップで8メートル

  (ちょうど10歩)

ボールヒットの強さはほぼ一定にできていますので、練習グリーンで

8メートルを往復やってみます。すると、グリーンの早さが自分の

基準に照らして、早いか遅いか即座に判断して、基準値の入れ替えを

します。間の距離はもう察しがつくでしょう!

ストローク幅が大きくなるに従って、転がる距離も若干大きくなるようです。

オイオイそれより長い距離はどうするんだ?の聞こえない声?

に答えると、

C)の靴右側トップで9,6メートル前後(11~12歩)転がることを知っています。

同じスタンス幅の時、今度は、やはり視野の中でグリップが右太ももに重なった時、

12メートル(15歩)転がります。

次に、同様に右太ももの外側にグリップが来た時をトップにすると、16メートル

(ちょうど20歩)転がります。

これ以上のファーストパットは1ラウンド中、殆ど無いです。

これ以上はもうアプローチの世界です。

この距離感の掴み方で、ミャンマーでも、バリでも通用しました。

当然と言えば当然ですが、一々歩測しなくてもだいたいの距離は

分かってきます。するとこんな声をかけられるようになります。

おはようございます!と声をかけ、約8メートルとおぼしき所に

ボールを3つ。いつものようにカップめがけてパッティングする。

入っちゃうのもあれば、カップ脇にピタリ。

「うまいね~ノリさん」と、なります。

ポイントを一つ

同じ強さのボールヒットは自分で見つけるのは勿論ですが、

特にテークバックのスピードをトンボが止まっちゃうのでは?

というくらい早さでやるのです。


この早さで真っ直ぐ引くことは結構難しいですよ。そして、この早さで

ヒットできると距離の精度が上がるようです。

気が向いたら試してみて下さい。

以上、ノリさんの力作?でした。質問あればどうぞ。

スリーパット撲滅(大)作戦

先ずは、私たち

夫婦のお気に入り

パターを紹介。

ォソロです。去年

の5月、新橋ジープで

奥様用のみ購入。

直後のラウンドで

私使ってみた。

構えた瞬間、

オー!スッゴイ!

翌週即購入。ちょっと

違うタイプにした。現在に

至も変えるつもり

全くなし!!

ちなみに少し値段が

違うが両方14000円

前後だった。


さて、私、素手でボールを投げるとかなりカップに寄ります、

昔から。ですが、パターを持つと、ノー感じでした。

短いのも、長いのも下手でした。方向はまずまず!だった。

勿論、レッスン本も読んでみた。距離感は「カップを見てイメージ

をわかせれば出来てくる」
と書いてある。出来たのかもしれないが、

出来るまで待てなかった。

そして、工夫した。
話を進める前に、2つの予習をして下さい。

1) ゴルフシューズの靴幅を計ってください。私の靴は幅110ミリ

   =11センチです。

2) アナタの歩幅をメートル単位で把握してください。

  このブログの7/9の投稿を参考にどうぞ。
  駅でやる方法です。

そして、距離感はストローク幅で出します。

ダウンスウィングの強さでは出しません。

次の投稿で具体的になります。

2006年7月11日火曜日

アレンドイル・・知ってる?

全米シニアオープン

アレンドイル選手の大会2連覇の優勝でした。

2位はトムワトソン倉本選手は20位ぐらいでした。

アレンドイルは私にとってとても印象に残るプロです。

プロとアマの決定的な違いを探っている時、シニアツアーデビュー

のアレンドイルを知った。

彼のフォームを見たとき、余りのアマチュアっぽさにプロの

最大公約数を探っていた作業が一時中断された。

間もなくその疑問は解決された。

スウィングフォームの分解写真を見たのです。

トップからインパクトのダウンスウィング

ゴルフスウィング本体であり、極論だが、その他のことは

どうでも良いのである、というのを目にしたことがある。

まさしくこれの代表例と言えると思う。

アレンドイルは、プロの最大公約数をもっていました。

それは、トップから切り返してインパクトまでの動作が他のプロと

全く同じ、下半身ー上半身ー腕ークラブの順でインパクトを

迎えていました。

ドイルは46歳でプロゴルファーになったと言います。

それまでは、アイスホッケーの選手。

彼のトップの異常なまでの小ささにうなずく経歴です。

先に紹介した坂田プロと清元プロの指導の裏付け

となる好例でもあると思います。

2006年7月9日日曜日

歩測の練習を横断歩道で?

横断歩道で歩測の練習をする?という

ブログ見てしまった。

交通安全には人一倍気を使っているものとして見過ごす

訳にはいきません!!

安全でしかも正確な自分の歩幅を数字で把握

できる場所をお知らせします。

お役立てください。

駅でやってください!

駅で使われている床材は、タイル、石、人造石が殆どです。

概ね300x300 400x400  600x600  単位はミリメートルです。

多くは400x400が使われています。



上の写真は都心の地下鉄のホームです。

400ミリx400ミリの床材が敷き詰められています。

床にスケールが埋められているようでしょう

三つの大きさの区別はつきますよね!

黄色のデコボコしたタイルがありますが、視覚障害者のための

もので、誘導タイルと警告タイルがあります。

これも300x300 400x400 があります。

300x300のタイル3枚では?(目地幅により僅かながら違うが)

そう!1ヤードです。

試してみて!結構1ヤードは長い!女性にはきついかな?

私は駅を歩く時、400x400二枚をまたぎます。

土踏まずで目地を踏むように歩きます。これが普通の

歩幅、80センチ です。

例えばこんな風に応用します。

パーオンに成功!だが、カップまで15歩つまり12メートル。

下りの状況!キャディーさんにこう聞きます。

「12メートルちょうどだけど、半分じゃ届かないよね!

60%でいいかな?」すると、「え~、ちょっと強いかな~?」

そこで、「じゃ、55%で打ちます。」とささやくのです。

果たして、カップ脇にピタリと止まりお先にのパー。

それ以後、キャディさんは、私のグリーン上での質問に

真剣に対応してくれるようになります。

ちなみに、私1メートル毎に打ち分けることができます。

念の為。


駅での練習お試し下さい。

今日はここまで。良い日曜日を!

2006年7月8日土曜日

不動裕理の先生・・・

はちさんのブログ読みました。まー!驚きです。

私以上にレッスン書に触れているのです。江連プロ、

井上透プロ、内藤雄士プロ、増田哲仁プロ・・・そして、悉く

試しておられるのには、尊敬の念さえ覚えました。でも、

ごめんなさい!はちさんは、上下同時症候群です。これさえ

克服すれば全ての疑問が払拭されると思う。

「自分に都合良く解釈するな!」と言われそうですが、

下半身・上半身の使い方に触れないプロは皆無です。

腕は、振るのではなく、振られることを覚える

教えています。その通り!です。

下半身・上半身・両腕の正しい動きをマスターするために、

クラブ2本の素振り、メディシンボールをつかって・・

と説く。そうやって練習すれば・・なりません!

自然な動きの延長線上ではないのです。

坂田プロの記事の紹介であったように、「アマチュアの腰の動きは

上半身、利き手の動き易いような使い方になってしまっている。」

というのは、見事な分析と思います。

これと論点が同じだと思う、記事の紹介をします。

不動裕理の師匠、清元登子プロの解説です。
WGD 2001.No.39 84ページ~の引用抜粋です。

坂田プロの前述の話を踏まえて考えるとアマチュアが

何をはじめにすべきかが、見えてきます。

併せて、レッスンプロの教え方の上手、下手

も見えて来てしまいそうです。

以下、清元プロの教えの抜粋です。

・大きな幹となる体の動きを先に覚えた方が
    ゴルフはやさしいってことですよ。

・手や腕は枝葉の部分だと思っていますけど、
 そこから覚えていこうと思ったらすごく時間
 がかかります。

・アマチュアはミスをするとすぐ手の動きを
 直そうと考える。でも、小手先を直したって、
 根本は何も変わりません。枝葉でなく、
 太い幹のほうを直さなきゃダメ。

・幹、体の中心に近い部分を直そうとすると、
 時間はかかります。でも、本当に上達を
 目指すならそっちを直さなきゃダメ。

・なぜアマチュアが枝葉(小手先)を直そうと
 するかと言えば、その方が速効性があるか
 らです。応急処置ができちゃうわけ、だから
 小手先ばかりいじりたがる。


以上ですが、

坂田プロにしても、清元プロにしてもこれだけ
明確に根本原理が分かって

いらっしゃるのに、じゃ~そのの作り方

となると、アマチュアにはピンとこない。

先生の言いつけを守ろうとする、しかも集中してレッスンを

受けることのできるジュニアーゴルファーにはその教えは

通じるでしょう。

毎日ボールを打つ、しかも先生の前で1対1で、もっと

こうして、ああしての教えは通じるでしょう。

プロとアマでは腰・肩・腕の使い方が

決定的に違う。


これを修正せずして、枝葉(グリップ、テークバック、トップ

・・)を直したところで、効果は一過性のもので終わる。

みんな思いは同じ!上手くなりたいのだ!

何から手をつけるべきか、分かった(私だけ?)!

わたし、やってみた、本当だった!


ボビージョーンズの名言にこんなのがあった、

ゴルフを楽しむのに最良の方法は

スコアではなく、ショットに喜びを

見いだすことである


私の心境がそんな感じ。今まで距離でなく、曲がって

しまって、パーどころか、ボギーが簡単に出てしまうパー5。

難なく2オン、のバーディー。嘘のようです。バンカーで

チョンボしてトリプルになろうが、気分は爽快!

例の幹作りのドリル何日か後には送れる

見込みです。一般アマのためのこのサジェスチョンを

プロの誰一人としてやってこなかったと思う。

やった人だけしかその違いを味わうことはできません。