2007年1月12日金曜日

SLEルール適合クラブ・・続編

「コストパフォーマンス」という言葉を知ったのは

学生の頃(エッ!35年も前か~)

コンポーネントステレオを買いたくて、

当時秋葉原を何度となくうろつきました。

アルバイトの稼ぎではJBLだのMCINTOSHなどは

とても手が届きません。

かと言って、安物買いだったと後で後悔したくない。

当然のように、エンクロージャーは?

スピーカー(ウーハー、ツウィーター)は?・・・・

と予算とにらめっこで組み合わせたものでした。

そこで目にしたのが「コストパフォーマンス」

ハイコストパフォーマンスな商品を捜すのです。

要は「お値段の割には優れもの」ということです。

突然クラブの話に・・・

私Aクラスになってから使ったドライバーは

悉くプロ仕様、アスリート向けのものを使ってきました。

選んでしまう理由はただひとつ、

能書きによくある「HS45m以上」。

経験と知識不足の私は、そういうクラブが適しているものと

考えていました。

売る側もそのように勧めていました。

メタルが出始めて

ツアープリファード  ダンロップDP913

BSPro230エイト  タイトリスト975D

テーラーメードR510  R540  R540xd

どれも価格帯は高い部類でBSPro230エイト

¥110000の上代だったと記憶しています。

Pro230エイトを使っていた頃シングルになった。

ロフト9度、シャフトはXだったと記憶しています。

とても懐かしい。

ところで、2~3年前アメ横あたりをウロウロしていた時

・・・・




アメリカン倶楽部という看板が目に入ったのです。

そのお店に入ってみました。

ドライバーが¥10000しない。FWが¥5000しない。

?????

店員さんにお聞きしてみました。

「どうしてこんなお値段で売れるのですか?」

「これまでOEM生産(相手先ブランド)でしたが、

自社ブランドで製造販売の直販システムだから出来るのです」

というご返事でした。

なるほどと思いながらも、アメリカン倶楽部の印象は

薄れていきました。

それは、余りの安さに

「でも、オレのHSには不向きなクラブに違いない」

と決め込んだからだと思います。

早合点の方は

「アメリカン倶楽部に買い換えたか?」と

お思いでしょうが、答えは

ブーです。

話は進んで、周囲でアメリカン倶楽部の名前が

改めて聞こえてきました。

・コースの仲間がアメリカン倶楽部を使ったお陰かは
 不明だが、理事長杯で優勝し、HC9になった。

・バリ島在住の幼馴染が帰国した際ラウンドをしました。
 妙にピカピカのフルセットを使っている。
 聞けば、道具を持ってくるのは荷物になるから、
 日本用にアメリカン倶楽部を買ったという。
 バリで使っているドライバー1本分のお金で
 フルセットとキャディーバッグ買えたという。

・この時9Wを打たせてもらったカミサンが即購入
 した。¥4700(四千七百円念のため)とか

突然ですが、「マブチモーター」の記事を

思い出しました。


その記事によると、

当時マブチモーターの世界のシェアーが90%

とのこと。日本の大手家電メーカー(日立?)なども

その小型モーター市場に新規参入したという。

しかし、1コ¥500という価格では続けられないと

市場から撤退した。

つまりマブチモーターはその1コ¥500で利益をあげる

技術?をもっているという記事でした。

皆さんはどうか知りませんが、

私は、ことゴルフクラブ、特にドライバーについては

売り手側の宣伝文句に何の疑いもなく「うなずいて」

高価な言わば、ローコストパフォーマンス商品を

買ってきたのではないか?という疑問が

今回の買い替えで起きてしまったのです。

答えは未だでていませんが、

話は次回につづきます。

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